花さく湯涌まちづくりネットワーク

北 幹夫

北幹夫

花咲く湯涌・まちづくりネットワーク推進プロジェクト

リーダー・北 幹夫(きた みきお)

北さんのご職業は消防士。
普段は市民の安全を守り、休日は湯涌のまちづくりリーダー。
そんな二面性を持つきっかけは4年前の2012年。
人口減少がもたらす負のスパイラルがここ湯涌にも。
地元小・中学校の存続は大丈夫か?

地元住民は何となく危機感を抱いてはいたが、地域の課題を共有し解決しようとする組織がなかった。
そこで、地域の既存団体や学生などの有志からなる新たな組織、本プロジェクトを設立することとなり、ミッションは、1地域の実態把握、2地域のネットワーク作り、3地域再生とした。

湯涌にはどんな資源があるのか、湯涌の魅力とは?

北さんが生まれてずっと住んできたこの地域に改めて目を向ける。
言葉より行動、市の支援も受けて初年度から数多くのイベントを打ってきた。
夏には蕎麦を植えBBQ、秋にはステージを特設したイベント企画。
湯涌にある玉泉湖にホタルを増やそうという企画も行った。
そんな中から湯涌の魅力はやはり「自然」ということに気がついたとのこと。
日本人本来の暮らしがここにはあるのではないか。

イベントに来てくれる人はもちろん、運営側、湯涌住民も湯涌本来の自然・暮らしを楽しむべきとの思いが通じたのか、最近は湯涌住民の方もイベントに参加してくれるようになった。今では春夏秋冬に合わせて湯涌でしか体験できない季節のイベントに、大勢の方が参加してくれている。

そして、2015年からは本格的に移住対策を打ち出すことに。
湯涌にある空き家を不動産会社に紹介して仲介をしてもらう。
プロジェクトメンバーや町会連合会で協力し、湯涌に現在ある、空き家の確認も素早く行動。

 

その結果、数軒の空き家・空き宅地がみつかり、不動産情報を開示したところ、すべて買い手が決まった。
その後も継続して物件の提供を住民に呼びかけ、
これまでに17件が成約、約25名の移住に繋がった。(平成29年10月時点)
子育て世帯の移住もあり、地域住民も皆喜んでいる。
今現在も株式会社モンスーン企画のHPで随時物件情報を提供している。

 

そんな皆を引っ張ってきた北さんが最近感じることは、「巡り合わせというかチャンスが舞い込んでくる。」とのこと。
今までの積み重ねが利いてきて、湯涌の内外から面白い話が舞い込んでくるようになってきたと同時に沢山の協力者が現れてきた。
成人式では湯涌に帰ってきたいという新成人たちもでてきたという。
去年からは湯涌に金沢の大学生や若い社会人達が活動する団体もできた。
この新しい風に乗ってもっと湯涌の魅力を全国にPR発信していくと意気込む北さん。

ズバリ10年後の湯涌は?

この質問に北さんは、
「子供がやはり一番の宝物。自分がまだ小さい時には窓の外から多くの子供の遊ぶ声が聞こえてきた。それだけでいい。外で遊ぶ子ども達を湯涌全体で見守る、そんな町にしたい。」
本来子供が遊ぶのには十分な魅力、自然がある湯涌。
昔のように、外で遊んでいる子供を見守る北さんにもう一度インタビューしたいと思う。

北さん消防士

▲消防士の北さん

湯涌の北さん

▲湯涌での北さん